ホワイトハッカー見習いのミーアキャット“ミアミン”が、ユービーセキュア本社をまるごと調査!総務部長 浦さんとプロダクト事業本部 副本部長 筧さんのガイドを受けて、「キャッ!」と驚く仕掛けを次々解明しながら、オフィスのこだわりを探ります。
ミアミン
ユービーセキュアのナゾを解明するべく潜入中のミーアキャット。心配性でやさしい性格で、「みんな無事ミア?」「危険はないミア?」が口癖。ちょっとしたことですぐに「キャッ!」と動揺しがち。ホワイトハッカーを夢見てセキュリティアカデミーでお勉強中。
筧
浦
エレベーターホールは本来ビルの共用部なので手を加えにくい場所なんですが、オーナーさんが“素敵なオフィスのためなら”とコーポレートカラーをイメージした水色への塗り替えを快諾してくださいました。色使いにもこだわって、ユービーセキュアらしい明るく親しみやすい印象になるように仕上げました。
ミアミン
キャッ!ガラスの向こうに広がるこだわり満点の開放感、ナゾ解明ミア!
浦
ここは普段、お客様をお迎えする受付とウェイティングスペースとして使っている場所なんですが、実はちょっとした“変身スポット”なんです。壁にはスクリーン、天井にはプロジェクターが常設されていて、イスを持ってきて並べれば、あっという間に社内向けのセミナールームに早変わり!
会社紹介の写真やムービーを映すこともできちゃいます。ドアを開けたその瞬間から、「なんだか楽しそう!」と思ってもらえるような空間にできたら、それが私たちの狙いなんですよ。
ミアミン
探検メモ:ここは“ロビー兼ミニステージ”。テンションブースト装置、確認!
筧
天井を抜いて、もっとのびのび働ける空間にしたい!そんな想いから、リフレッシュスペースだけでなく執務フロアも含めて、天井全体をスケルトン仕上げにしました。
一般的な天井材でふさぐと、どうしても圧迫感が出てしまうのですが、構造をむき出しにすることで、天井高をしっかり確保。空間に広がりが生まれました。
設計の初期段階から「安全性」と「快適さ」の両立を考えて、法規もきちんとクリアしています。天井が高く、視線も抜けるから、フロア全体に一体感が生まれて、部門を越えた声掛けも自然に生まれるようになりました。
イベントのときには、執務スペース側にも人が集まり、開放感のあるひとつの空間として活用できるのもポイントです。
ミアミン
キャッ!天井まで“フロア一体感”を演出しているミア!
筧
このオフィスの設計でいちばん大事にしたのが、 “フロア全体がワンチーム”という考え方。部門ごとに壁で仕切るのではなく、あえて見通しのいいオープンな空間にすることで、誰とでもすぐに声を掛け合える環境を目指しました。
実際に、社長も専用の部屋は持たず、ほかの社員と同じ島で仕事をしています。肩書きに関係なく、日常的に「ちょっといいですか?」と気軽に話しかけられる雰囲気だから、立ち話からアイデアが生まれたり、ちょっとした相談事もその場でさっと解決できたりするんです。
オフィス全体がひとつの大きなチームとして動けるような、そんな“つながり重視”の設計になっています。
浦
ロッカーには、ただ名前を書くのではなく、その人のスナップ写真を貼っているのがユービーセキュア流。これがあるだけで、“あ、この人が◯◯さんか!”とすぐに顔と名前が一致するし、話しかけるきっかけにもなるんです。
リモートワークが普及して直接顔を合わせる機会が減るなかで、社員同士をつなぐツールとしても役割を果たしています。
ミアミン
壁ゼロ=アイデア無限。ここは“発想の戦場”ミア!
浦
会議室はそれぞれ、イエロー・グリーン・ピンク・ブルーのビビッドな壁で色分けしていて、「○○会議室」みたいな名前ではなく、“色の名前”で呼ぶのがユービーセキュア流なんです。例えば「ピンクで打ち合わせしましょう」みたいに、ちょっとカジュアルで覚えやすいんですよ。
なかでも私のお気に入りは、やっぱりピンクの会議室!
浦
オフィスの会議室って、どうしても無機質でちょっと堅い印象になりがちですが、ここは壁一面がパッと華やぐピンクカラー。最初はびっくりされることもあるんですけど、「かわいい!」「明るくていいですね」とお客様にも好評なんです。
さらに、時計やチェアなどのインテリアも壁の色に合わせてコーディネートしていて、空間全体でひとつの世界観を醸成しているところもこだわりポイント。
窓からはなんと、築地本願寺がドーンと見える絶景付き! 視界も気分もパッとひらける会議室です。
筧
わたしのお気に入りはここ、“アリーナ”です!このオフィスに移転してきたのは2020年なんですが、それ以前は「会議室が足りない…!」という声が社内のあちこちから聞こえていて、特に“多人数で集まれる場所”が本当になかったんです。
そこで、移転のタイミングで「それならいっそ、思い切って大きなスペースをつくっちゃおう!」と誕生したのが、この“アリーナ”です。
筧
名前のとおり、ステージっぽいひな壇付きの多目的スペースで、会議、LT大会、イベント、何でもござれ。集まった人たちの顔がちゃんと見えるくらいの距離感も気に入っています。
一般的な会議室にある程度の人数が集まると、どうしても堅苦しくなりがちなんですが、このアリーナは天井も高くてオープンなつくりなので、ほどよいラフさがあって、いい意味で“ちゃんとしすぎない空気感”があるんです。
ただ、あまり盛り上がりすぎると……隣の執務エリアから「ちょっと静かに~!」って言われるので要注意です(笑)。
ミアミン
キャッ!探検隊も、ここでプレゼン合戦したいミア!
筧
築地は好立地でありながら、他のオフィス街と比べて広いオフィスを構えられる、バランスが良いエリア。コロナ禍によるリモート勤務の普及で席数を減らす代わりに、“イベントも開けるオフィス”として価値を再定義しました。
浦
移転当日の裏話はブログ『オフィス移転狂想曲』三部作で公開しています。動画版もあるのでぜひチェックしてみてください!
ミアミン
“壁をなくして、ココロをつなぐ”。ユービーセキュアのオフィスは、そんな思想を形にした実験場だったミア!次回の探検もお楽しみに。キャッ!
浦 理絵
経営管理本部 総務部 部長
コーポレート系なんでも担当。趣味はリアル脱出ゲームと競技麻雀です。
筧 賢太
プロダクト事業本部 副本部長
企業向けクラウドサービスの開発・運用に10年以上携わった後、ユービーセキュアにジョイン。 開発者としての経験を踏まえて、デベロッパーとセキュリティの融合を目指して、プロダクト開発に邁進中。 最近のマイブームはストレッチ。頭も体も心も柔らかくしていきましょう!
本来この場所には、消防法により“しっかりした壁”が必要だったんですが、「せっかくの入り口、もっと開放感がほしいよね」と思い、耐火基準を満たす特別なガラスでつくることにしました。
とはいえ、ただのガラスではダメで、厚み・強度・コストのバランスを何度も調整しながら、設計チームと一緒に細かく詰めていったんです。結果、エレベーターが開いた瞬間に「おっ!」となる、明るく広がりのある空間になったんです。